(4)本文の作り方

・中綴じ
・平綴じ
・貼り合わせる方法  での本文の作り方を説明します。   

この手作り絵本講座では「手に入る材料で簡単に」を第一に考えています。
従って、ここでは紙の目については無視しています。 


(4)-1 中綴じ

◆材料と道具
本文…両面使用できる用紙
  裏側の絵が透けない程度の厚さのもの
見返し…本文と同じ用紙でも良い







・「へら」がなければ、ビンの底などを
 利用します。
・カッターナイフは刃先を折って、
 良く切れる状態で使います。
◆工程

[1]見返しに綴じる位置の印を入れる
 
 
[2]用紙を重ねる
 机の上でトントンと端を揃える
 
 
[3]クリップで固定する
 
 
[4]綴じ位置にめうちで穴をあける
 
 
[5]で綴じる
 地の方から縫い始め、戻ってきて
 糸を結ぶ
 
 
[6]二つに折る
 綴じ位置を山にして、天地を揃え
 て折る
 
 
[7]小口を切りそろえる


(4)-2 平綴じ

◆材料と道具
本文…両面使用できる用紙
  裏側の絵が透けない程度の厚さのもの
見返し…本文と同じ用紙でも良い





・「へら」がなければ、ビンの底などを
 利用します。
・カッターナイフは刃先を折って、
 良く切れる状態で使います。
・ボンドは4分の1くらいの水を加えて
 溶いでおきます。
◆工程
[1]綴じる位置の印を入れる
 用紙を重ね、揃えてクリップで固定。
 
 
 
[2]綴じ位置にめうちで穴をあける
 
 
 
 
[3]糸で綴じる
 地の方から縫い始め、戻ってきて
 糸を結ぶ
 
 
[4]見返しを2つに折る
 
[5]見返しを貼る
 
 
[6]補強のために寒冷紗を貼る場合は、
 (4)-3貼り合わせ の
  [4] 背の貼り合わせ をご覧下さい。 


(4)-3 貼り合わせ

◆材料と道具
本文…画用紙など片面使用の紙で良い
見返し…本文用紙が薄いときは、
   ある程度厚みがある用紙を使う。
・ボンド、ボンドを溶く容器、筆
・クリップ2個
・おもし用の大きくて重たい本
・広告紙
・ガーゼのハンカチ
・寒冷紗または薄くて丈夫な紙
◆工程
[1] 2つに折って揃える
 
絵を内側にして折り、見返しの2枚も折って、下の図のようにそろえます。
[2] 貼り合わせの準備
・本文用紙は机の上でトントンして端を
 そろえ、写真のように折り目から2〜3
 pの所をクリップで留めます
・広告紙は、シーンの数+1枚を適当な
 大きさに切っておきます。
・ボンドは、市販のボンドを容器に取り、
 ボンドの4分の1の水を加えて溶きます
・ハンカチは、水で湿らせておきます。
寒冷紗というのは目の粗い布です。薄い布や、薄くて丈夫な紙で代用できます。
[3] 小口の貼り合わせ
下の見返し(2つに折った左右とも)を残して、写真のように左手で開きます。
見返しの内側に、ボンドがはみ出しても良いように、広告紙をはさみます。
これから、左手で開いたまま、右手でボンドを塗っていきますが、塗る面を間違えたら大変です。
ボンドを塗るのは、最初に見返しの外側面と、あとは絵が描かれていない裏面ばかりです。
<貼り合わせ方>
1. 5oくらいの幅でボンドを塗ります
2. 広告紙をはずし、左手から1枚だけ
  離して、貼り合わせます
3. 絵の上に広告紙を置きます
4. 左手から1枚だけ離して、
  広告紙の上に置きます
5. 5oくらいの幅でボンドを塗ります
6. 広告紙をはずし、左手から1枚だけ
  離して、貼り合わせます

というように、最後まで繰り返します。
 
最後まで貼れたら、クリップをしたままそっと、絵の面を開いてみて下さい。
ボンドが付きすぎていると、絵の面がくっついてしまうことがあります。
もし付いていたら今のうちにはがします。余分なボンドは湿ったガーゼでふき取っておきます。
[4] 背の貼り合わせ
折り目を重ねた部分が「背」になります。
写真のように「背」を上にして立てます。
 
折り山のすき間にボンドがしみこむように
多めにボンドを塗ります。
でも、「背」以外の部分にはボンドが付かないようにします。


寒冷紗を当てて、折り目をピッタリ押さえながら寒冷紗の両側を折ります。
余分なボンドはガーゼでふき取ります。
[5] 重石
ボンドがにじみ出てくることがあるので、
プラスチックの下敷きのようなものを敷いて、重石をします。
数時間以上置いた方が良いです。


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by MYOPB