手作り絵本作り方教室

あなただけの手作り絵本ピクブック提供

製本の基礎知識・いろいろな綴じ方

綴じ方とシーン

本の綴じ方には、
・中綴じ
・平綴じ
・貼り合わせ綴じ
・無線綴じ     などがあります。
 
見開きの左右のページを合わせて1つのシーンとし、シーンを単位として、
絵本の構成を考えていきます。
 
下図は、5シーンの横書き絵本を上から見た状態で図解しています。
(縦書き絵本は右から第1シーンが始まります)
中綴じ・平綴じ・貼り合わせ綴じ

中綴じ・平綴じ・貼り合わせ綴じの特徴

中綴じは用紙の中央を綴じるので、用紙を1枚追加するごとに2シーン
(4ページ)増えます。
内容の構成・シーン割をきっちりしておかないとなりません。
構成的には一番難しいかも知れませんが、読むときに開きやすく、
見た目も良いです。
 
平綴じは、用紙の追加や削除がその用紙だけでできるので、構成上は中綴じより
楽です。
ただ、読むときに若干開きにくいという欠点があります。
 
貼り合わせ綴じは、絵を差し替えるような場合、1つのシーンだけで済みます。
子どもが描いた絵で作るにはこの方法が良いと思います。
ただ、糊で貼り合わせるので、用紙が波立つことがあります。
 

無線綴じ

無線綴じというのは、平綴じを糸でなく強力ボンドで接着して綴じるもので、市販本には多い綴じ方です。
無線綴じ
写真の本は「ベルサイユのばら」全10巻。背の部分がばらけています。10巻ともこんな感じです。30年以上前に買ったものですが、今でも私の大切な本です。
開くたびに、本が壊れていくのが悲しいです。
 
無線綴じは、平綴じよりも開きやすいという良い面もあるのですが、
糸で綴じることの大切さを痛感します。

紙の目について

紙には縦・横の方向があります。
縦目・横目と言い、縦目の方が固く曲がりにくいです。本は縦目に綴じた方が、開きやすく丈夫です。
 
ただ、市販の用紙は裁断の仕方で、同じサイズであっても、販売店によって縦長だったり横長だったりするのです。
当教室では、普通に手に入る材料で作ることを優先しているので、紙の目については触れていません。

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